ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードは、複数の様々なワードの組み合わせにより検索されるキーワードのことで、頻繁に検索されるビックワードを軸に、2~4個の複合ワードで構成される、検索数の少ないキーワードになります。
したがって、各ジャンルにおけるロングテールキーワードの数は、膨大な組み合わせが可能になりますので、無限と言ってもいいでしょう。
ロングテールキワードは月に1回~2回程度の検索数のものから、年に1回しか検索されないようなワードまで含まれてきます。
ビックワードやミドルワードで検索上位表示を可能にできれば、アクセス数は一気に増加します。
しかし、大手企業やプロのWEB制作者たちが挙って狙うワードですから、非常に高い競争率の中で検索エンジンから評価してもらう必要があり、私達のような個人運営のWEBサイトでは、検索上位を可能にすることは不可能に近いと言えます。
仮に、一時的に上位へくい込む検索順位になってきたとしても、長期に亘り維持することは極めて困難でしょう。
その為、多くのアフィリエイターは、アクセスのメインをロングテールキーワードに狙いを定めて、アフィリエイト成果に繋げようとしています。
関連する様々なキーワードでWEBサイトをヒットさせて、幅広く、そしてより購買に近い状態のユーザーを獲得することが目的で、このような取り組みはロングテールSEOと呼ばれています。
インターネットにおいては、大手ECサイトなどの売上状況などを見ても、人気薄の商品の総売上の方が人気商品の売上を上回る傾向にあると言われています。
これは、20%の人気商品が全体の80%の売上を占めるとされた、従来一般的だったパレートの法則とは異なる結果となり、インターネットではロングテールの法則が重要であるとする裏付けでもあります。
このような傾向も踏まえ、ネット業界における様々な分野で、ロングテールを拾い集めて幅広くピンポイントで成果を出せる、ロングテールSEOが重要視されるようになってきたと言えるでしょう。
安易なロングテールキーワードの選定は要注意
「ビックワードやミドルワードで検索上位表示は無理だから、スモールワードの寄せ集めで勝負」と、ロングテールキーワードで検索上位表示を目指す人は沢山います。
と言うことは「既にロングテールキーワードも高い競争率になりつつあるのでは?」と、考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、前文で述べた通り、ロングテールキーワードの数は無限と言ってもいいでしょう。
したがって、まだまだ誰も拾おうとしていない効果的なロングテールも無数にありますし、全体的なロングテールキーワードの状態を見た場合に、今後も競争率が高くなることは考えにくいと思います。
但し、一部で競争激化する事はあるでしょう。
今は、検索数の多いワードや関連ワードを、ツールを使うことで簡単に抽出することができます。
ツールを利用することで、効果的なキーワードに狙いを定めることができますし、検索上位表示が可能になれば、アフィリエイトの十分な効果も期待できると思います。
ただ、ツールを利用した場合には、単純に人気の高い関連ワードで複合キーワードを構成するのではなく、一捻り二捻り加えることも大切です。
と言うのも、このような便利なツールを使うアフィリエイターは多く、そもそも検索ボリュームの小さいロングテールキーワードの中では、安易なキーワード選定をすると、プチ競争激化の世界へと足を踏み入れることになる事も考えられるのです。
豊富な知識が効果的なロングテールを拾い集める
キーワード選定の参考として、ツールを効率よく使うことはおすすめしますが、全く戦略がなくツールに頼る事は、成果に繋がらない可能性が高くなります。
最も効果的にロングテールを拾う方法は、特定のジャンルにおける知識の中からワードを要所に組み入れることです。
実際には、ロングテールをそれ程意識しなくても、そのジャンルに興味あるユーザーに対して、持っている知識を公開するつもりで文章を作成すれば、自然と効果的なワードを拾えることになると思います。
このようなワードは、知識がある人でなければ文書にできませので、単純にツールの利用で集めたワードとは異なり、ロングテールの効果は高く期待できると思います。
勿論、知識を高める為には、そのジャンルに対して勉強が必要となります。
ただ、知識が乏しいジャンルで、記事を書き貯めていく事は困難ですし、仮に多くの記事を書いたとしても、薄っぺらの中身になってしまう可能性が大です。
効果的なロングテールを拾う為にも、多くのネットユーザーへ有益な情報を提供する為にも、知識を高める為の勉強は必要です。
とにかく内容の濃い記事を蓄積する
冒頭で述べた通り、ロングテールキーワードは検索数の少ないキーワードです。
その為、幾つものロングテールキーワードで上位表示されるようにならないと、アフィリエイトの効果は期待できません。
コンスタントにロングテールキーワードの効果を発揮していくには、数多くのロングテールを拾い集めて、運営するWEBサイトをロングテールキーワードのデパートのようにする必要があるのです。
つまり、数多くの記事を書き貯める事が求められるのです。
内容の濃くボリュームが大きい記事を、少なくとも数百は作成することが必要でしょう。
記事のボリュームや数について明確な定義はありませんが、私自身は1つの目安として、1サイト当たり最低1500文字以上の記事を300以上作成することを心掛けています。
勿論、時間も労力も相応に費やすことが求められますが、それだけのWEBサイトを作り上げた場合、徐々に検索上位表示されるキーワードが出てきますし、アフィリエイトの成果は必ず現れます。
出来上がったWEBサイトは、長くネット収入を稼いでくれる財産になる事は間違いありません。