目次
検索エンジンにおけるGoogle(グーグル)の圧倒的な力を再確認
既に世界中の誰もが、Google(グーグル)がIT業界の重鎮であり、超巨大なグローバル企業である事は承知していると思います。
私達のような個人のサイト運営者においても、その影響はとても大きく、Googleが何かに動きを見せるたびに、対応に追われることもしばしばです。
どのような対応かと言えば、検索順位で上位表示をしてもらえる為のSEO対策になるわけですが、幾つかの検索エンジンがある中で、殆どのサイト運営者がGoogleのみを特別に重視する理由は、圧倒的な検索エンジンシェアを誇るからに他ならないわけです。
日本国内の検索エンジンシェア率
順位 | 検索エンジン | シェア率 |
---|---|---|
1位 | 67.38% | |
2位 | Yahoo | 27.18% |
3位 | Bing | 4.69% |
4位 | Baidu | 0.51% |
5位 | DuckDuckGo | 0.07% |
6位 | その他 | 0.17% |
※参照データ:statcounter(2017年4月現在)
日本国内では、2番手のYahooも31.9%のシェア率がありますが、2011年よりYahooはGoogleのアルゴリズムを採用していますので、YahooとGoogleの検索結果はほぼ同じになります。
つまり、Googleの日本国内の検索エンジンシェアは、実質94.56%と言えるわけです。
世界の検索エンジンシェア率
順位 | 検索エンジン | シェア率 |
---|---|---|
1位 | 92.49% | |
2位 | Bing | 2.88% |
3位 | Yahoo | 2.01% |
4位 | Baidu | 1.11% |
5位 | YANDEX | 0.36% |
6位 | その他 | 1.15% |
※参照データ:statcounter(2017年4月現在)
世界シェアを見ると、Google1本で92.49%ものシェア率を誇ります。
日本国内ではアルゴリズムが同じとは言え、Yahooがそこそこのシェア率で追随していましたが、将来的には国内シェアでもGoogleの完全勝利となるかもしれません。
Google(グーグル)以外の検索エンジンは無視でも大丈夫?
日本国内と世界における、Google検索エンジンの驚異的なシェア率を見て、改めてサイト運営はGoogleありきである事が十分に理解できたと思います。
これだけの数値を見れば「他の検索エンジンは無視してもOK」と、思った方も多いと思います。
答えは「ほぼOK」と言えるでしょう。
Bing(ビング)の国内シェア率が5%近くありますので、最低限の取り組みはしておいた方が良いとは思いますが、影響はかなり限定的なものでしょう。
ここで示したシェア率は、ネットユーザーがパソコンを使用した時の数値になりますが、現時点においてスマホの数値も大差ない状態です。
但し、Apple(アップル)のiPhone(アイフォーン)が日本国内のスマートフォン市場で50%以上のシェアがあることなどから、今後、Googleの一人勝ちを阻止するべく、何らかの対応をしてくることも十分に考えられます。
今の圧倒的状態から急変する事はないと思いますが、PC・スマホにおける検索エンジンの状況を、常に注視することは俊敏な対応をしていく為にも、大切と言えるでしょう。