検索順位は上がる事もあれば下がる事もあって当然
サイト運営者の多くは、検索上位表示を目指してSEO対策の取り組みをしています。
色々なSEO対策がある中で、今までに有効とされる手法は度々変化をしてきました。
その結果、有効とされていたものがペナルティーの対象になってしまったり、裏技的な手法が使えなくなてしまったり、その移り変りはサイト運営者にとって最大の関心事項の1つであり、翻弄されることも少なくなかったのです。
但し、検索エンジンのランキングアルゴリズムは、より良質なサイトを評価するように改善されていて、SEO対策における取り組みも正攻法且つ、よりロングテールを目指すサイト運営者が増加傾向にありますので、今までの移り変りは意味ある物だったと思います。
このように検索エンジンの精度を高め、適切な検索順位を提供できるように努めているのですから、運営サイトの検索順位変動はあって当然の事と言えます。
また、度々ペンギンアップデートやパンダアップデートなど、検索アルゴリズムのアップデートが行われていますので、その都度大きな順位変動に巻き込まれることも十分に考えられることです。
検索順位に敏感過ぎる人はSEO対策を勘違いしている
僅かな順位変動にも過剰に反応して、色々なSEO対策の強化を模索する人は、大きな勘違いをしているケースがあります。
現在、最も有効とされるSEO対策は、サイトのコンテンツを充実させることです。
コンテンツSEOこそが、検索エンジンから最も高い評価を受けると考えられているわけです。
コンテンツSEOを有効にするには、専門性が高い情報或は魅力的な情報を、ネットユーザーへ向けて数多く発信していく事が求められます。
つまり、サイト運営者がSEOを全く意識していなくても、充実した記事を数多く更新していけば検索エンジンから評価されて、上位表示を可能にする事は十分にあり得ることなのです。
では、大きな勘違いとは何か?
SEO対策にばかり気をとられて検索順位に敏感になり過ぎているサイト運営者は、検索エンジンがSEO対策をしているサイトを評価していると勘違いしているケースが少なくありません。
しかし、検索エンジンが評価しているのは、ネットユーザーにとって有益なサイトです。
検索キーワードと結び付けて、ネットユーザーにより有益であろうサイトをランキングして表示しているのです。
SEO対策は、私達サイト運営側が検索エンジンの評価と関連付けて、有効であろうと判断した取り組みであって、検索エンジン側がSEOと言う括りで評価しているわけではありません。
このことを理解しているつもりのサイト運営者であっても、SEO対策に翻弄されるあまり、適切な取り組み方から逸脱してしまう人はいます。
テクニカルなことで検索順位を上げるのではなく、先ずは、検索エンジンが評価対象としているように、ネットユーザーにとって有益なサイトになっているかを見直すべきでしょう。
コンテンツ重視が前提で他のSEO対策にも取り組む
コンテンツの質と量を充実させつつ、他の有効とされるSEO対策にも取り組むことによって、更なる効果が期待できます。
- 良質の被リンク(バックリンク)を張ってもらう
- twitter、facebook、Google+などSNSとの連携
- スマートフォンやタブレット端末への適切な対応
- 適切なキーワード選定でテーマ・記事の作成
以上のような取り組みは有効なSEO対策とされ、検索エンジンから評価される可能性が高くなります。
但し、どの取り組みも質を無視したり過剰に対応したりすると逆効果になり、場合によってはペナルティーの対象となる事もありますので、あくまでも適切に対応することが重要です。