アフィリエイトでお金を稼ぐ矛盾を理解する
初心者アフィリエイターにありがちな失敗例の一つとして、広告の貼りすぎが挙げられます。
皆さんも、大量のバナー広告やテキスト広告を掲載して、数撃ちゃ当たる的な考えを丸出しで運営しているブログを見たことがあると思います。
このようなブログに対して検索エンジンは、利益重視で強制的にリンクへ引き込もうとする意図があると判断します。
また、ブログを目にしたネットユーザーは、欲しい情報がないばかりか、押し売り的なイメージを強く持ってしまいます。
結果的に、検索エンジンからもネットユーザーからも敬遠されるブログとなり、アフィリエイトの成果を挙げることは極めて難しい状況になってしまうのです。
掲載する広告の量は少ない方が、検索エンジンからの評価もされやすく、ネットユーザーからの支持も得やすくなります。
とは言え、あまりにも広告の量を少なくしてしまうと、収益化できるページが少なくなりますので、売上の拡大が困難になります。
この広告の量に関しては、検索エンジンの評価基準も明確ではありませんし、ましてネットユーザーは生身の人間ですから、その感情はそれぞれ異なります。
したがって、適切と判断してもらえるような広告掲載量は、ブログ運営者である自分で決めなくてはいけないわけですが、一つの基準として言えることは、やはり自分がブログを閲覧するネットユーザー側の立場に立って客観視する事でしょう。
広告の量が少なくても、ブログで発信している情報量も少ないのであれば、やはり効果は期待できません。
一方で、情報量が多く数百に上るページ数があるブログであれば、要所要所で広告を掲載しても、あまり不快には感じないはずです。
検索エンジンもネットユーザーも、WEB上にある広告の存在は容認してはいますが、基本的には邪魔な存在と位置付けていることを十分に認識することが大切です。
今の検索エンジンやネットユーザーの殆どは、色々な種類の広告を把握していますので、アフィリエイトで稼ごうとしているブログであるか否かは容易に判断できます。
それでも、実際にアフィリエイト収入で大きな成果を挙げるブロガーも多くいますし、その存在を検索エンジンにしてもネットユーザーにしても認めているわけですから、収益源となる広告の量に関しては、ブログ運営の経験を積上げながら、検索エンジンの判断基準に見合う適切な量を探り、ネットユーザーの感情を害さずに気持ちよくブログを閲覧してもらえる量を探る事が大切になります。
アフィリエイトブログの理想的な作り方
ブログアフィリエイトで稼ぐには、ブログのトップページや個別記事に適切な量の広告を掲載することが必要です。
トップページには目立つ大きなバナーの掲載が効果的ですが、量に関しては1~3個程度が適切な量ではないかと思います。
個別記事に関しては、1記事に対して1つの広告掲載に抑える方が良いでしょう。
全ての記事に1つの広告を掲載するのではなく、広告内容と関連性が深く、最も充実した出来栄えの記事にのみ広告を掲載し、そうではない記事には広告を掲載しない方が無難です。
また、アフィリエイトブログを作っていく過程で、最も理想的な広告掲載の仕方は、ある程度コンテンツが充実して、ブログのPV数も上がってきた頃に、後付けする方が効果的と言えます。
コンテンツのボリュームが小さい段階で広告を掲載しても、殆どアフィリエイトの成果は見込めません。
したがって、一定のボリュームに達するまでは記事のみのページを蓄積して、後から記事内容に適した広告を掲載していく方が、アフィリエイト効果を挙げやすい理想的な作り方と言えるのです。
情報量の豊富な50記事~100記事程度を蓄積してからの広告後付けが、1つの目安と言えると思います。