広告を貼れば貼るほど検索エンジンの評価が下がる
私達アフィリエイターは、収入源となる広告を掲載しなければお金を稼ぐ事ができません。
しかし、アフィリエイトの収入源となるバナー広告やテキスト広告を過剰に掲載すると、検索エンジンからの評価を下げることがあります。
皆さんも、バナー広告だらけのサイトを目にしたことがあると思いますが、このようなサイトを訪問したユーザーの多くは、興味よりも不快感の方を強く抱きます。
- 欲しい情報はなく、関連性がない広告だらけ
- バナー広告だらけでサイトが重く読み込みに時間が掛かり不快
- 手あたり次第利益に誘導する意図が見え見えで不快
恐らく、このような事を感じながら、早々に他のサイトへ情報を求めて移動してしまうことでしょう。
実は、検索エンジンも同じような事を考えて、過剰に広告掲載しているサイトの評価を下げる動きがあります。
明確な評価の基準は示されていませんが、ネットユーザーと同じような感覚で判断し評価していると考えられます。
- コンテンツと広告の関連性が薄い、或は関連性が無い
- バナーの容量が重く、ファイルサイズが最適化されていない
- ユーザーを強制的に特定のページへ誘導しようとしている
以上のような感じで評価されると考えられ、結果的に検索者となるネットユーザーのニーズを満たせないサイトと判断される可能性が高くなります。
数多くの広告を掲載すれば、「どれか1つくらいクリックしてくれるのではないか」と考える気持ちもわからなくはないのですが、現実はアフィリエイトの成果が遠のくばかりです。
検索エンジンはユーザーに有益であるWEBサイトを評価します。
これは、アフィリエイトサイトであっても同じで、しっかりと有益となる情報を提供しながら、ユーザーが満足し納得してクリックできるような適切な広告掲載が必要なのです。
情報だけを求めるユーザーと情報以上を求めるユーザーに対する広告の貼り方
ネットユーザーは様々な目的の為に、特定のキーワードでネット検索して情報収集をしています。
この検索キーワードから、情報だけで満足できるユーザーなのか、或は情報以上に何らかのアクションを求めているユーザーなのかを読み取ることができます。
例えば、「花粉症 予防」「アトピー 原因」「肥満 体質」このような検索者は、一先ず、情報収集のみを目的としている事が多く、ページを開いた瞬間にアフィリエイト広告が目に入ってくるようなサイトに対して、「欲しい情報が載ってないサイト」と判断され離脱してしまう可能性が高くなります。
先ずは、ユーザーの欲求を満たせる情報を十分に提供する事が必要で、広告はページの最下部か、或は1ページ目は情報提供のみに留め、関連する2ページ目へ誘導して、そちらで広告掲載する手法が望ましいでしょう。
一方、「引越し 見積」「パソコン 激安」「クレジットカード 審査が甘い」このような検索者は、既に何らかのアクションを起こす為に情報を入手しようとしている可能性が高く、アフィリエイターが長々情報を提供するよりも、最短ルートで広告主のサイトへ誘導した方が得策です。
したがって、それなりの情報を載せたページに構成しますが、広告はページの上部付近へ目立つように掲載することでアフィリエイト成果の確率を上げてくれます。
それぞれのページは、事前にターゲットとするキーワードを選定して作成しますので、どのような検索者がサイト訪問するかはある程度想定できるでしょう。
しかし、想定通りの検索内容になっていない時は、ページ内のキーワード見直しや、広告掲載位置の適切な修正を小まめに行いましょう。