FXは、サラリーマンや学生・主婦に至るまで、幅広い層に「稼げる副業」として人気があります。
しかし、やはり投資ですから利益を生むこともあれば、逆に、損失を被ることもあります。
では、できるだけ損失を出さずに副業として利益を積上げていくには何をすればいいのか？
そこでこちらでは、高確率でFXの利益を稼ぎ出すために必要な手堅い取引方法について詳しく解説します。
目次
FXは副業禁止のサラリーマンも稼げる
副業として人気が高いFXですが、正確には「投資」です。
例えば、副業を禁止している会社であっても、FXは投資ですから副業には該当せず、サラリーマンは何ら問題なく始めることができるのです。
また、公務員の副業については国家公務員法の違反となり、停職、或いは、減給などの処分の対象になりますが、このケースでもFXは副業には該当しませんので大丈夫です。
したがって、FXは副収入を得るという目的で、堂々と始めることができるのです。
FXで儲かる確率は60％
FXは投資ですから、100％利益を出せる確証はありません。
当然ながら、投資の読みがハズレれば損失に繋がる可能性もあるわけです。
しかし、FXに関するある調査では、実に6割もの人が「利益を出している」（下記※参照）と答えています。
更に、この「利益を出している」と答えた方の3割が20万円未満の利益を出していると回答しています。
FXと聞いて、「ギャンブル性の高い投資で、成功すれば大金が稼げる」と考える方もいるかもしれませんが、現実は大半の人が大きな利益ではなく、コツコツ手堅く稼いでいるということなのでしょう。
私自身の経験でも、FXはセオリー通りの方法で取引すれば、儲かる可能性が高いと言えます。
※金融先物取引協会：「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」参照
FXで成功する人が共通する4つの特徴
実は、FXでしっかりと利益を出している人には、共通する特徴があります。
それが、下記4つの特徴です。
- 損切りラインの明確化
- 利確ラインの明確化
- 根拠のない勝負はしない
- 多数の通貨ペアに手を出さない
これらの項目をしっかりとルール化することで、仮に損失に繋がるような流れになっても、その金額を最小限に抑えることができます。
結果として手堅い取引に繋がり、利益を確保しながら最終的にトータルでプラスを維持することができるのです。
それでは、具体的に4つの特徴を解説していきます。
損切りラインの明確化
自分の予想に反して損失が発生した場合には、明確な損切りラインを決め、それを確実に実行することが大切です。
発生した損失がプラスに転じるまで相場の状況を見守るのではなく、早く撤退して損失を少なくする損切りラインを取引前に必ず決めておきましょう。
利確ラインの明確化
利確ラインも事前のルール化が大切です。
大きな儲けを狙い、保有するポジションをいつまでも持ち続けていると、結局、急激な相場の変動で利確のタイミングを逃す可能性があります。
「いくらまで儲けたら利確する」この取り決めを事前に行い、確実に実行しましょう。
根拠のない勝負はしない
FXで失敗する人の特徴として、「とにかくポジションを保有していないと落ち着かない」このような方がいます。
そして、根拠なくポジションを保有して1日に何回も取引を繰り返してしまうのです。
このようなケースでは不必要な取引が増えて、結果的に損失に繋がりやすくなります。
取引へ参入するタイミングの見極めは重要で、「今はポジションを保有するタイミングではない」と判断したならば、静観することもFXで失敗しないコツと言えます。
多数の通貨ペアに手を出さない
FX口座では、いくつもの通貨ペアが用意され取引の選択ができます。
「儲けを大きくするため」或いは「損失が発生した通貨ペアの補填のため」との考えから、多数の通貨ペアに手を出し過ぎるケースがあります。
しかし、複数の通貨ペアを抱えすぎると売買管理が散漫になってしまい、利食いや損切りのタイミングを逃してしまうこともあります。
特に初心者の場合は、まず流動性と安定性がある通貨ぺは1～2つに絞り取引を徹底することが失敗しないコツです。
FXをはじめるための必要資金
多くのFX口座は1万通貨からの取引が可能です。（中には、1000通貨から取引できる口座もあります）
例えば、米ドルと日本円の通貨ペアで取引するケースでは、仮に1ドルが100円だった場合、1万通貨の売買をするには最低でも4万円の証拠金が必要です。（レバレッジ25倍の場合）
ただ、4万円ギリギリでの取引は為替の変動に対応できませんから、やはり、最低でも10万円の投資金額は用意した方が無難です。
まずは、10万円の資金でコツコツと売買を繰り返して利益を積上げ、慣れてきたら、さらに大きな利益を狙える追加資金を検討してみて下さい。
FXをはじめる手順は簡単
今は殆どのFX会社がオンラインで口座開設を完結できるようにしています。
更に、最短1日で取引開始をアピールするFX会社も多くあります。
これらのFX口座を開設してから取引開始するまでの流れは大まかに以下の通りです。
- FX取引の会社を選ぶ（口座を選ぶ）
- FX口座を開設する
- 口座へ証拠金を入金する
- 取引開始
前項でも、FXを始めるにあたっての必要資金にふれましたが、まずは10万円程度の資金を用意して、できるだけ少額の取引からスタートしましょう。
はじめはFX口座の機能や操作、チャートの見方などに慣れることが大切です。
また、どのような状況が影響して為替相場が変動しているのか、その傾向を見極めていくことも重要です。
初心者にもおすすめのFX口座
それでは最後に、初心者でも使いやすい、おすすめのFX口座を紹介します。
それぞれ、チャートの見やすさと豊富な機能が特徴です。
また、各社とも高額のキャッシュバックも魅力的です。
- 松井証券FX
- LIGHT FX
- みんなのFX
- DMM FX
- LINE FX
松井証券FX
取引単位：1通貨から
通貨ペア：20ペア
デモトレード対応：あり
キャッシュバック額：最大1,000,000円
松井証券 FXは、1通貨から取引可能な口座で、まずは「少額から始めたい」と言う方にはおすすめです。
また、証券口座としても老舗的存在の松井証券ですから、こちらのFX口座も取引ツールが豊富で、公式LINEで取引サポートを行うなどサービスも充実しています。
LIGHT FX
取引単位：1,000通貨から
通貨ペア：29ペア
デモトレード対応：なし
キャッシュバック額：最大1,000,000円
LIGHT FXは、初心者向けのわかりやすいツールが特徴です。
また、マニュアルも用意されているので参考にしながら取引を開始することができます。
取扱している通貨ペアも豊富で、中国人民元/円やロシアルーブル/円など、他の取引所にはない通貨も扱っています。
みんなのFX
取引単位：1,000通貨から
通貨ペア：29ペア
デモトレード対応：あり
キャッシュバック額：最大1,000,000円
みんなのFXは、LIGHT FXも運営しているトレイダーズ証券が提供するFX口座です。
最大の特徴は、自動売買（システムトレード）が利用できることで、取引のタイミングがわからない初心者だけでなく、時間に制約のある会社員や感情的な取引を行ってしまう人にはおすすめです。
DMM FX
取引単位：10,000通貨から
通貨ペア：21ペア
デモトレード対応：あり
キャッシュバック額：最大300,000円
DMM FXは、初心者からプロのトレーダーまで幅広い層に人気があり、使いやすさ、わかりやすさはも勿論ですが、高性能チャートを採用している点が特徴です。
取引単位が10,000通貨からではありますが、デモトレードもあるので、しっかりと相場観を掴んでから本番に挑めます。
LINE FX
取引単位：1,000通貨から
通貨ペア：23ペア
デモトレード対応：なし
キャッシュバック額：最大300,000円
LINE FXは、とにかく口座開設が簡単で、最短3分でFX口座の開設ができます。
重要情報はLINEで通知されるので、専用アプリを開いて自分で情報収集する手間も省けます。
まとめ
FXの取引をスムーズに進めるためには、覚えるべきことが沢山あります。
同時に、知識だけを詰め込むのではなく、実戦経験を積上げることも非常に重要です。
為替の動向や経済の動向を注視して、勉強をしながら地道な取引を積み重ねることが大切なのです。
このように向上心を持ち、手堅い取引に重点を置けば、高確率で利益を出せるFXトレーダーになれるはずです。
