Yahooニュースでも取り上げられた悪質なポイントサイトの実態
ここ最近、強引な集客で儲けようとしている悪質なポイントサイトが話題になっています。
先日、Yahooニュースでも取り上げられ、既にポイントサイトを利用している方も、これから始めてみようかと興味を抱いていた方も、戸惑いや不安を感じているのではないでしょうか。
「人として終わってる」――“情報弱者”を狙う「悪質ポイントサイト」ビジネス 手口や集客方法を関係者に聞いた(Yahooニュースより)
URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00000013-it_nlab-sci
但し、このような悪質なポイントサイトの運営者は全体のごく一部であり、安心・安全に楽しめるポイントサイトは数多くあります。
ポイントサイトに関する情報を多方面から収集して、客観的に判断すれば、トラブルに巻き込まれるような事は回避できると思います。
悪質なポイントサイトの手口
ポイントサイトはアフィリエイトで多くの収入を得ています。
多くの企業と提携して広告を掲載し、クリック報酬や広告からの商品購入による成果報酬によって収益化しているのです。
つまり、通常の個人アフィリエイターと同じような仕組みで得る収入がとても大きいわけです。
その為、クリックや購入をしてくれる会員を募るわけですが、悪質なポイントサイトの場合、嘘の広告や偽のキャンペーンなどでネットユーザーの目を引き、会員登録させその後のアクションへ誘導します。
広告やキャンペーンには、ポイントが大量に貰えるような内容や何かの商品が高確率で当たる、或は必ず貰えるかのような内容を掲載し、多くのクリック・登録を誘います。
しかし、ポイントがいつまで経っても加算されなかったり、商品ももらえなかったりと、ユーザーには殆どサイトへ登録したことによる恩恵がありません。
もう一つの特徴として、換金できるポイント数がとても高い設定になっています。
クリックしたり登録することで、ポイントサイト側はアフィリエイト収入を稼げますが、一定のポイントまで達しない限り、会員側は現金化することができません。
その為、なかなか換金できない事を悟った会員は、1円も手にすることなく途中で利用を止めてしまうのです。
結果的に、ポイントサイトだけが儲ける仕組みが成立するわけです。
ポイントサイトの運営会社をしっかり確認する
ポイントサイトの運営側の実態が不明なサイトは、とても危険です。
ポイントサイト内からしっかり運営企業を確認できるようになっていることは勿論、その企業の事業内容や規模もしっかりと見極める必要があります。
悪質なポイントサイトは、悪評が高まるにつれサイト名だけを変更して同じ手口を繰り返し、運営側の実態が掴めないような工作をしています。
運営企業の内容とポイントサイト自体のネット上の評価など、しっかりと安全性を確認してから利用することが大切です。