人気ユーチューバーが続々とテレビなどのメディアで取り上げられる中、「私もYouTubeで稼いでみたい」このような方は多いのではないでしょうか?
恐らく、YouTubeの収益化と言えば、「投稿した動画に広告を載せることでお金が稼げる」と考えている人が多いと思いますが、実はこの他にも色々な稼ぎ方があります。
そこでこちらでは、YouTubeの稼ぎ方について代表的な7つの方法を詳しく紹介していきたいと思います。
目次
YouTubeの収益化で知っておくべき基本
先ず、YouTubeで稼ぐには基本的な収益化の仕組みやルールを理解することが大切です。
以下2つは基本中の基本ですから、しっかりと確認した上でYouTubeを始めるようにしましょう。
- チャンネル登録数と再生回数を増加がYouTubeで稼ぐ基本
- 著作権の侵害にならないようにYouTubeへ取り組む
チャンネル登録数と再生回数
YouTubeを収益化する為には、チャンネル登録数と再生回数を増やすことが絶対に必要となります。
どちらかと言えば、チャンネル登録数を増やす方が難易度が高く、これが増えていけば自然に再生回数も伸びていきます。
そして、再生回数が増えることで広告が観られる機会も多くなりますので、結果として収入の増加につながります。
したがって、多くの人にチャンネル登録と投稿動画の閲覧をしてもらう為に、質の高い動画作成を心掛けることは勿論ですが、SNSやブログなどと連動して自分のチャンネルをアピールしていくことも効果的な取り組みになります。
著作権の侵害
YouTubeでは利用規約に違反した場合、動画の削除やチャンネルの削除が行われることがあります。
特に著作権は最も気を付けなければいけないルールの1つになります。
違法アップロードは当然ながら違反の対象となりますが、それ以外にも動画に利用するBGMなども十分な確認が必要です。
せっかく投稿したYouTube動画が削除されないように、著作権の侵害についてしっかりと理解して利用していきましょう。
YouTubeで代表的な7つの稼ぎ方
YouTubeの収益化と言えば、動画閲覧時に掲載される広告収入が最も代表的な稼ぎ方と言えます。
しかし、YouTubeで稼ぐ方法はこれだけではありません。
主な方法として以下の7つが挙げられます。
- 広告収入で稼ぐ
- 企業案件で稼ぐ
- YouTuber事務所で稼ぐ
- チャンネルメンバーシップで稼ぐ
- スーパーチャットで稼ぐ
- 商品やサービスを販売する
- YouTubeアフィリエイトで稼ぐ
広告収入で稼ぐ
YouTubeで稼ぐ最も代表的な方法が広告収入です。
投稿する動画へGoogle AdSense(グーグルアドセンス)と言う広告を掲載して、閲覧されたりクリックされたりする回数に応じて報酬が発生する仕組みになります。
但し、YouTubeチャンネルを開設しても、すぐには広告の掲載ができません。
以下2つの条件をクリアした後にGoogle AdSenseの審査を受けて、それに通過して初めて広告を掲載することができます。
- チャンネル登録数1,000人以上
- 過去1年間に動画の総再生4,000時間以上
総再生4,000時間については、動画の投稿数が増えていけば上がってきますので、難易度はそれほど高くありません。
一方、チャンネル登録数1,000人以上については、YouTube初心者にとって結構高いハードルと言えます。
その為、TwitterなどのSNSとも連動させながら、投稿動画の露出度を高めてチャンネル登録を促すことも効果的な取り組みになります。
企業案件で稼ぐ
企業案件とは、企業がYouTuberに広告費を払って商品やサービスを宣伝する動画作成を依頼することです。
よくあるケースは、実際に商品やサービスを利用して、その体験や感想を動画にしているパターンです。
企業案件の場合、Google AdSenseとは異なり動画再生数とは関係なく、依頼を受ければ確実に収入が入ります。
但し、当然ながら簡単に企業案件の依頼が来るわけではありません。
大まかな目安としては、チャンネル登録数が最低でも1万人以上は必要で、それなりの動画再生数の実績も求められると思います。
また、企業案件が多いジャンルで動画発信していることもポイントとなります。
ダイエット・コスメ・脱毛などは、比較的企業案件が多い一例になります。
YouTuber事務所で稼ぐ
YouTuber事務所とは、ユーチューバーのマネジメントを行っている会社組織で、基本的にはテレビ界の芸能事務所と同じようなものです。
最も有名なYouTuber事務所は「UUUM」と言う組織になります。
そして、このような組織に入所することで、大まかには以下のようなメリットがあります。
- ユーチューバーにマネージャーが付く
- 報酬が一定になる
- イベントやコラボがしやすくなる
先ず、マネージャーが付くことで、投稿動画の課題を分析したり企画を考えたりと、色々な手助けをしてもらうことができます。
その為、ユーチューバーは動画投稿の作業へ、より集中することができます。
次に、報酬が一定になりますので、収入が安定するようになります。
但し、本来の広告収入が突然下がるような事態ではメリットがあるものの、逆のパターンで急激に報酬が上がるような事態でも一定額ですから、これはデメリットと言えるのかもしれません。
3つ目は、多くのユーチューバーが所属していますので、イベントやコラボがしやすくなります。
イベントやコラボが多くなれば投稿動画の露出度も高まり、相乗効果が期待できます。
チャンネルメンバーシップで稼ぐ
チャンネルメンバーシップとは、視聴者が特定のチャンネルに対して毎月定額の料金(月額490円)を支払うことで「チャンネルメンバー」になる制度で、ユーチューバーは有料会員を増やすことで安定的な収入を稼ぐことができます。
但し、かなり人気のあるユーチューバーが利用すれば効果的な稼ぎ方であり、YouTube初心者が成果を出すにハードルが高すぎると言えます。
スーパーチャットで稼ぐ
スーパーチャットは、YouTubeのライブ配信(生配信)の時に稼げる投げ銭のことです。
投げ銭は視聴者からユーチューバーに対して自由に支払いできるお金で、支払うかどうかの選択は全て視聴者に委ねられます。
その為、投稿動画を楽しむことができた視聴者がユーチューバーに対して、ねぎらいや応援の意味を込めて投げ銭するケースが一般的です。
この他にも、視聴者のコメントや質問返しを1回100円で行うスーパーチャットと言う稼ぎ方もあります。
商品やサービスを販売する
YouTubeの動画で集客して、商品やサービスを販売して稼ぐやり方もあります。
商品やサービスに関連する動画を配信して、興味を持った視聴者を実店舗やネットショップなどへ誘導して実際に購入を促します。
既に商品やサービスを販売している事業を持った人にとっては、YouTubeを集客力あるメディアに育てることで大きな効果が期待できる稼ぎ方と言えます。
YouTubeアフィリエイトで稼ぐ
一般的なアフィリエイトは、ブログなどを利用してネット広告を掲載し、そのリンクから商品やサービスを購入した場合、売上の一部が報酬として支払われる稼ぎ方です。
YouTubeの場合には、投稿動画の概要欄へテキスト広告のリンクを掲載してアフィリエイトを行うケースが多くあります。
YouTubeを始めたばかりで、Google AdSenseの審査基準(チャンネル登録1,000人・総再生4,000時間)を満たしていなくても稼げる方法ですから、初心者にもおすすめできます。
アフィリエイト広告の取得はAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを利用するケースが多く、その他のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)の利用では業界最大手のA8.net(エー八・ネット)
YouTubeを収益化する為にやるべき事
YouTubeの稼ぎ方は色々ありますが、初心者が先ずやるべきことは、Google AdSense広告の審査基準となる「チャンネル登録者1,000人以上・総再生時間数4,000時間」をクリアすることです。
とにかく、この程度の規模までYouTubeチャンネルを育てていかないと、どんな稼ぎ方でも成果は期待できません。
逆に言えば、運営チャンネルの規模拡大で成果を出すことができれば、色々な稼ぎ方を自分なりに工夫しながら収益化の成果へ繋げられると言うことです。
この条件をクリアするには、多くの動画を投稿することが絶対条件となります。
YouTubeでは、先ずは「数」を増やして動画の露出度を高めることが重要です。
動画のジャンルにもよりますが、できれば毎日最低1本を投稿して100本以上になるまでは、とにかく撮影や編集に集中することが大切です。
「数本の面白い動画で当ててやる!」と言う考えは捨てて、しっかりと数の原理で勝負に挑むことがYouTubeで成果を出すコツになります。
因みに、「チャンネル登録者1,000人以上・総再生時間数4,000時間」の規模に達してGoogle AdSenseの審査を通過した場合、この時点で広告収益は1日100円~1,000円程度が期待できます。
と言うことは、1,000人の登録者を増やすことで、1か月3,000円~30,000円の収益になるわけです。
当然ながら、これ以上に登録者を増やしていけば、収入の更なる拡大がほぼ確実に得られるわけですから、先ずは、第一目標の条件をクリアするべく、やるべきことへ集中しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
YouTubeは、これからまだまだ伸びしろのあるネットビジネスになります。
また、稼ぎ方についても更に多様化してくると考えられます。
既に、多くの人気ユーチューバーが成功を収めていますが、今からでも十分に参入の余地は十分にあります。
先ずは、YouTubeの基本的なルールや稼ぎ方、そして編集方法などを学びながら、積極的にチャンレンジしてみましょう。