既に、ブログ運営を経験されている方も多いと思いますが、「ブログでお金稼ぎがしてみたい」このように考えたことが一度はあるのではないでしょうか?
ネット上には、ブログの収益化を成功させた多くのブロガーが、そのノウハウを公開しています。
大半は個人ビジネスとして始めやすい、ブログアフィリエイトでの収益化に関する情報ですが、実際に真似をしてみても稼げない人の方が圧倒的に多いのが現実です。
では、なぜネットで稼ぐブログを作れないのか?
そこには、ブログ初心者にありがちな選択と集中の根本的な間違いが大きな原因となっています。
ブログ作りの第一歩は徹底的な観察から
先ず、ネットで稼げるブログを作る上で大切なことは、実際に収益化に成功しているブログを徹底的に観察することです。
ブログの稼ぎ方は、対象となる読者のトレンドやSEOに対する取り組み方の変化に合わせることが求められます。
その為、状況によって有効となる手段にも少なからず変化が生じますので、「今稼いでいるブログ」を見極めて参考にすることがポイントとなります。
具体的には、以下のような点を観察して、これからのブログ運営に役立てていければ理想的と言えます。
- ブログテーマとカテゴリー構造の関係
- カテゴリーに沿った記事の作り方
- 記事内で意識されている対策キーワード
- どのような広告で収益化しているのか
- どのようなSEO対策が施されているのか
- SNSとの連携がどのようにされているのか
- ブログの構造とデザインの関係性
以上は、少々大ざっぱではありますが、観察していく点を重要な項目から順に並べてみました。
この一連の取り組み方を成功者のブログで観察しながら、自分の運用プロセスに取り入れられるようにすることが収益化の成果に繋がっていきます。
実践の重点はコンテンツの充実
前項で述べた観察点を見てわかる通り、最も重要な項目はブログコンテンツの大半を占める記事作成に関わる内容です。
コンテンツを充実させていくには、先ず、テーマとこれから作成していく記事のカテゴリーを決め、ブログの大枠を固めていきます。
大枠に沿ってブログの方向性が定まったら個別の記事作成に入るわけですが、各記事では読者をピンポイントで引き寄せる対策キーワードを1つ選定して、文章が不自然にならないように作成していきます。
基本的に、ブログを構築していく作業の7割以上は、この作業の繰り返しになります。
収益発生の根源となる広告を優先するブロガーも多くいますが、初心者の場合は、先ず、コンテンツの充実に傾倒することが魅力的なブログ作りに繋がりますし、広告は後付けでも十分に成果を出すことは可能です。
続いて、ブログの形が出来上がってきたら、「SEO対策」「SNSとの連携」「ブログデザイン」にも取り組んでいく事で、検索エンジンと読者からの評価を高めることに期待できるようになります。
自分で出来ることの見極めも重要
必ずしも順序立てたことを厳格に守り抜く必要はありませんので、先ずは、自分で出来ることから実践へ移行しながら、ブログ制作に関する知識と技術を高めていきます。
ただ、取り組むべき項目の重要度を把握することは大切です。
また、観察の為に参考にしているブログは、既に評価されている成功者ブログです。
その為、近づこうとする意気込みは必要ですが、現時点では勝てない部分が大半であることを理解しながら取り組むことも重要になります。
特に、ブログのデザインなどへこだわりすぎると、本来重点を置くべき記事作成が疎かになり、見た目重視の中身の薄いブログになってしまうこともありますので、見切りをつけて妥協することも運営を前に進めていく上で求められます。
収益化のコツは広告への誘導
「広告は後付けでも成果を出せる」と述べましたが、記事との関連性なく闇雲に広告を掲載しても成果は期待できません。
関連性のある適切な場所へ掲載して、そこへ誘導する為の繋がりが重要になります。
関連ある記事と記事をリンクさせて、ブログ全体にストーリーを持たせながら、最終的な到達点が広告設置場所になるような魅力的な導線構築が求められます。
広告へ辿り着くまでに情報へ対する十分な満足感を得た読者は、納得した上で広告へ掲載される商品の購入や契約など、期待できるアクションを起こす可能性が高くなります。
ブログ読者に対して広告を押し付けるのではなく、選択できる道筋を作ることが求められ、その選択を広告側へと自然に誘導することが収益化のコツになります。
まとめ
ブログはこだわって作るからこそコンテンツも充実してくるのですが、自分の技術以上に高すぎるこだわりを持つことで、前に進めなくなってしまったり、運営を諦めてしまったりすることもあります。
「今自分にで出来る事」を客観的に判断して、その範囲内で手を抜かない取り組み方がネットで稼ぐブログに近づけてくれます。