ホームページとブログの違いは役割の違い
ブログが出始めた当初は、日記や趣味などの記事を書き綴る為のツールとして使われることが多かったので、表向きの形式でホームページとブログの違いを判断する人も少なくなかったはずです。
しかし、近年は企業向けのブログサービスや個人事業主向けのブログサービスなど、活用の用途が広がった上に機能性や利便性も多彩になり、素人目にはホームページなのかブログなのか判断できないサイトが多くなりました。
今はブログ型ホームページと言われる、ブログを利用したホームページ風のサイト構築が容易ですので、素人目にホームページとブログの区別がつかないのは当然なのです。
では、そもそもホームページとブログの違いとはどこにあるのでしょうか？
ホームページとブログの大きな違いは、固定記事で更新されるか時系列の記事で更新されるかです。
ホームページの場合は、それぞれ作成した記事が固定ページとして更新されるのに対して、ブログは作成した順に時系列で記事が投稿され、全てのページが繋がりを持つようになります。
その為、ホームページは固定の情報が掲載される企業紹介などのWEBサイトとして活用されることが多く、一方、ブログは最新情報が常に更新されるニュースやレビュー記事を掲載するWEBサイトとして活用されることが多いのです。
したがって、ホームページとブログは、それぞれに期待できる役割が異なり、その役割に応じた効果的な活用が最も好ましいと言えます。
ホームページとブログではどちらがSEOに強いのか？
先ず、ブログには無料で利用できるサービスと、独自ドメインを取得してレンタルサーバーを利用する有料のサービスの2つがあります。
この2つのサービスを比較した場合、サイトコンセプトに適したドメインや検索エンジンに認識されやすいシンプルなドメインの取得など、自由度が高い選択ができる分、有料サービスの方が将来的にSEO対策に強いと言えます。
また、ドメインを買い取っている為、消滅することがなく、運営するWEBサイトが無くなる心配がありません。
仮に、レンタルサーバー会社が倒産などに追い込まれても、別のサーバーへドメインを移行すれば問題ありません。
このような、リスクの面から見ても、有料サービスのブログが有利と言えるのです。
したがって、ここではホームページと有料のブログサービスについて、SEOに関する効果を比較してみたいと思います。
検索エンジンが評価するWEBサイトは、コンテンツの充実が第一に求められます。
情報量が豊富で専門性が高く、サイト構成が解りやすくシンプルであることが求められるのです。
また、サイトを訪問したユーザーの滞在時間や直帰率なども評価します。
1ページのみの閲覧で立ち去る事がなく、ユーザーが長時間滞在しているWEBサイトは、よく読まれ役に立っているサイトとして、検索エンジンから高く評価される傾向にあります。
つまり、コンテンツが充実してネットユーザーに多く利用されているWEBサイトであれば、ホームページとブログの違いに関係なく、SEOの効果が十分に期待できるのです。
但し、効果が現れるまでの時間には、差が生じることがあります。
ホームページはそれぞれが固定のページである為、検索エンジンから認識されにくい傾向にあると考えられています。
一方、時系列に記事が投稿されるブログの場合は、それぞれに繋がりが認められる為、一度検索エンジンンに認識されると芋づる式にその効果が期待できる考えられています。
したがって、同程度のコンテンツの充実で作成された場合には、長期間運営の後の結果に違いはなくても、成果が現れるまでのスピードでは、ブログが勝る可能性が高くなるのです。
ホームページとブログのどっちがネットビジネスで稼げる？
どんなネットビジネスで活用するかにもよりますが、早い成果を望むのであれば、やはりブログに軍配が上がると思います。
特に、アフィリエイトの場合には、商品レビューを頻繁に更新していくスタイルのアフィリエイターが多くいますので、ブログの効果を十分に引き出すことができると思います。
WordPressなどのブログサービスでは、ブログ型ホームページの作成も簡単にできますし、固定ページと投稿ページの使い分けなども簡単にできます。
成果を出している他のサイトも参考にしながら、目的や用途に応じて臨機応変に対応していくことが大切です。
