メールマーケティングの難関をクリアする7つのコツ

メールマーケティングで直面する2つの難関

メールマーケティングで直面する2つの難関
メールマガジンの発行やダイレクトメールの送信などは、WEB上で行われているプッシュ型マーケティングの代表的な手法と言えます。

インターネットの普及が拡大し始めた当初からEメールも利用されてきましたので、メルマガ発行やダイレクトメールの送信などもWEBマーケティングの中ではオーソドックスな手法です。

しかし、今でもネットビジネスでメールマーケティングを戦略の一つとして取り入れることは多く、あらゆる場面で効果的である事も示されています。

インバウンドマーケティングの代表格であるホームページやブログ運営との連携で、個別のメールリストへ情報の拡散や販売活動を展開できるアウトバウンドマーケティングを組み合わせれば、更に乗数倍の効果も期待できます。

但し、Eメールの活用で効果を引出す為には、前提としてクリアしなくてはいけない大きな難関が2つある事を理解して攻略していく必要があります。

第一の難関

第一の難関はメール受信者に開封してもらうことです。

現代のインターネット社会では、情報収集の為にわざわざ体を動かす必要がなくなりました。

通信環境と通信機器さえあれば、自宅に居ながら誰でも簡単に詳細な資料を収集したり、逆に提供することも可能です。

便利な世の中になった一方で、Eメールの受信箱は溢れかえり目も通さず即ゴミ箱や迷惑メールフォルダ行きとなる事も少なくありません。

便利さゆえに整理しきれず煩雑な状況を招いてしまうのです。

このような状況も想定しながら、第一の難関であるメールの開封を促すには、開封を喚起させるような魅力的なテーマの作成が重要となります。

『WEBメールの開封率を上げる4つの方法』でテーマ作成に役立つ方法を記事にしていますので参考にして下さい。

第二の難関

第二の難関はメール開封後に目にする記事が、読者にとって魅力的であるか否かです。

魅力に欠ける記事内容であった場合には、魅力に欠けるテーマであることよりも深刻な事態を招く可能性があります。

テーマはメール開封以前に目につきますので、都度工夫しながら読者の興味を引く文言を考えながら何度も送信できます。

しかし、もしメールの中身で読者が飽き飽きしてしまうような文章ならば、次回以降いくらテーマを工夫しても「メールの中身がつまらない送信者」とレッテルを貼られ、いくらテーマが興味をそそるものでも二度と開封されることがなくなる可能性があるのです。

それこそ、即ゴミ箱行き・即迷惑フォルダ行き・即登録解除のいずれかの運命をたどることになりかねません。

この第二の難関について、今回は攻略法を詳しく紹介したいと思います。

親友に宛てる手紙のような文章を作成する

親友に宛てる手紙のような文章を作成する
手紙をもらった時に例え企業などからの手紙であっても、しっかりと個人名が記され自分宛てに作られた事が明らかであれば、一通り目を通す可能性は高くなります。

一方、同じような内容でも個人名が記されておらず、不特定多数に無造作に送られたような手紙は、あまり読む気にはなれないものです。

あなたがネットビジネスで作成しているメール文章は大勢の人を対象とした作りなのか?それとも一人を対象とした作りなのか?この違いで読み手が受ける好感度が大きく変わってきます。

例え、伝える内容が同じメールを多数のアドレスへ一斉送信するとしても、受信した側の立場で考えると、一通のメールを一ユーザーが受信し一人で読むと言うことを忘れてはいけません。

つまり、あなたが持っているメールリスト全体に話しかけるのではなく、一人へ話しかけるかのような文章を作成し送信することで、より親近感や特別な感覚が生まれ最後まで読んでもらえる可能性が高まるのです。

礼儀正しい口調で敬意を払い大切な友人へメールを送るつもりで文章を作成すれば、あなたと読者の間にはいずれ信頼が生まれるはずです。

販売力を増すメール文章を作る7つのコツ

販売力を増すメール文章を作る7つのコツ
メルマガ発行やダイレクトメールの送信で稼ぐには、読者が役立つ情報を提供し信頼関係を築き、そして読者が納得する状態で私達の望むアクションを起こしてもらう必要があります。

このようなアクションを喚起する為には、幾つかのポイントを押さえてメール文章を作成することが大切です。

読者の準備が整う前に販売しない

先ずは、読者が信頼する情報発信者にならなくてはいけません。

信頼関係が構築されれば、読者は迷わず購入の決断をしてくれるでしょう。

信頼構築以前に販売を焦ってはいけないのです。

あくまでメリットを強調する

私達には読者の立場になって信頼できる情報を届けることが優先されます。

商品をただ売り込むのではなく、商品提供に伴うメリットを販売する事を心掛けましょう。

読者が見逃しているものを示す

多くの人はリスクを避けようとします。

不便・異常・複雑を避けたがる読者に対して、私達は読者がリスクを避けられるように手助けしなくてはいけないのです。

定型的なメールの作成にこだわらない

定型的なメールの作成方法に縛られると、機械的で読者にとってつまらないものになる可能性があります。

あまり、固く考えずに読者の立場になって、読者が楽しめるメール作成を心掛けましょう。

目的に向かった導線を構築する

最終的にセールスメッセージに繋がる興味深いストーリーを構築することが、大きな効果をもたらします。

但し、ストーリーの構築は無理やりではなく、自然な流れを意識する必要があります。

複数のリンクを挿入する

読者の回遊時間を長くして更に興味を引く為にも、複数のリンクを挿入しましょう。

クリックするチャンスが増えれば販売へ繋がるチャンスも増えます。

明確な行動喚起を加える

強制するのではなく読者へ次に何をしてもらいたいのか、あなたの希望を明確に伝えましょう。

そして購入することが得策である理由を読者に思い出させるのです。